眼瞼下垂は、充分に眼が開かないという病気です。生まれつきの事もありますが、外傷等によっても起こりますし、又長い間コンタクトレンズを使用する事により、眼を開く眼瞼挙筋という筋肉がうすくなって、眼の開きが悪くなる事もあります。更には、加齢により眼瞼筋の力が弱くなって来たために眼の開きが悪くなってくる事が多い事も報告されています。
通常は上下の瞼の間隔が0.9cm〜1.0cm位あるのが正常ですが、それ以下になると眼瞼下垂の疑いがあります。特に加齢による眼瞼下垂の場合は両眼に除々に起こってきますので患者さんははっきりと気付く事が比較的少なく無意識のうちに眉を持ち上げて眼の開きの悪さを補っている事が多いのです。
この様な状態が長く続くとおでこの筋肉やそれに連る項の筋肉が常に緊張しているために
頭痛や項筋の凝りの原因となります。しかし、加齢による眼瞼下垂の症状には二種類あります。ひとつは本当に眼を開く時に眼瞼挙筋の力が弱くなったために開きが悪くなった場合と、もうひとつは眼瞼挙筋の力は弱くなっていないが、上瞼の皮膚が弛んでまつ毛の上に垂れ下がってきたために眼が細くなり、うっとおしい感じになる場合です。
前者の場合にはちゃんとした病気ですので、健康保険で治療できます。しかし、後者の場合は実際の眼の開きは悪くなくて、単に上瞼の皮膚が垂れ下がってきただけですので、その余分な皮膚だけを取ることによりもとのぱっちりとした眼になり、頭痛や、首筋や肩の凝りも解消されますが、残念ながらこれは本当の眼瞼下垂でないために健康保険では手術出来ません。
しかし、単に外観だけの問題だけでなく、若しそのために頭痛や肩凝りに悩んでおられるのであれば瞼の開きを良くする事によって憂鬱な悩みを解消することが出来ると同時に、若々しい眼になる事が出来ます。
保険で治療できるかそうでないかは診療すれば簡単に解りますし、若し保険治療が出来ないとしても費用もそれ程高額ではありませんので、明るい若々しい生活を送るためにも御気軽にご相談においでください。
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