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=========== 豊胸術について ===========
バッグの種類は、
1)バッグの内容の種類
2)シリコン膜の表面の状態
3)バッグ自体の大きさと形
によって区別されています。
■内容の種類
<1>シリコン
シリコン自体は今日では発癌性もなく、又膠原病の原因にもならない事が確認されています。
(A)流動性シリコン・・・柔らかいバッグが破れると周囲に流れ出し、シコリを作る恐れがあります。
(B)コヒシブシリコン・・・ゼリー状で万が一やや破れても周囲に流れ出さない。しかしやや硬いので挿入部位が制限されます。
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<2>生理的食塩水
生理的食塩水は体にも注射出来る物質ですので万一バッグが破れても周囲に吸収されますので一番安全です。しかし水ですのでシリコンより比重がやや重く、且、ごく小さな穴からでも流れ出してしまいます。又、触感もシリコンのバッグよりもやや弾力性が少なく、不自然な感じがあります。
<3>ハイドロジェル
カルボキミルメチルセルロースと言う炭水化物の一種の液体なので破れても特に問題はないと言われていますが、長い間に内容が変質する可能性があるので、現在はあまり一般的には使われていません。
■バッグの表面の性状
表面がつるつるしたスムースタイプと表面がざらざらしたテキスチャータイプがあります。テキスチャータイプの方が術後の被膜拘縮を起しにくいと言うので最近開発された製品ですが、どちらを用いても現在の医学では100%被膜拘縮を防止する事は出来ませんが、私の感想ではあまりはっきりした差はない様に思われます。
■バッグの大きさと形
バッグの大きさは本人の好みと体型、身長を考慮して決定します。形はラウンドタイプとアナトミカルタイプがありますが、通常はラウンドタイプを使用する事が多い。通常はトップのサイズが身長の半分よりやや大きいのが標準とされています。
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バッグを用いた豊胸術を行った場合、一番大きな問題は術後に起こる可能性のある被膜拘縮です。これはシリコンバッグと言う異物が人体内に入ると自然の防御反応として周囲にうすい被膜が出来、これがあまりバッグにピッタリとくっつき過ぎると丁度ボールに空気を入れ過ぎた様な状態となり、硬く感じる様になります。
原因には体質、手術時の出血や炎症、或はバッグの内容物の刺激等色々考えられますが、原因ははっきりしません。大体10%前後に発生すると言われています。予防法としては、1)マッサージ、2)瘢痕形成を抑制する薬の内服等を行いますが、100%予防する事は出来ません。一度位は被膜を広げる手術を行うと治る事もありますが、何度もくり返すようであれば、体質的な原因が主と思われます。 |
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比較的傷が目立ちにくい部位として今迄下の3ケ所が使われていました。
<1> 腋の下
<2> 乳房の下のシワの部分
<3>乳輪の周囲
しかし、乳輪の色の濃い人には<3>は適さないと思います。又、<2>は立っている時は目立たないのですが、横になると目立ち易い欠点があります。一番目立ちにくい場所は脇の下ですが、ここはあまり大きく切開出来ませんのでコヒシブシリコンバッグのようなやや硬いバッグは挿入しにくく、又、術後しばらく腕を挙上すると傷口がつれる欠点がありますが2〜3ケ月で自然にとれますので、あまり大きなサイズを希望されない一般の方には大体脇の下をすすめております。
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乳腺の発育が非常に悪く、且、皮下脂肪も少ない方はバッグを乳腺下に挿入しても自然なスムーズな形のバストを作ることはやや困難です。従ってこの様な方には大胸筋をクッションとして自然な形のバストを作るため大胸筋の下にバッグを挿入します。又、前述しましたように生理的食塩水バッグを用いる時も出来るだけ自然な触感を得るために大胸筋下にバッグを挿入します。
| 手術時間 |
1時間半〜2時間 |
| 麻 酔 |
全身麻酔又は静脈麻酔+局所麻酔 |
| 抜 糸 |
1週間後 |
| 費 用 |
64〜68万+バッグの費用 |
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症例写真
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| Befor |
After |
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バストがあまり大き過ぎたり又授乳して乳腺が萎縮しますとバストが下垂します。 この様な時は乳輪を上方に移動させて余分な皮膚や乳腺を切除してバストを引き上げます。
術式には色々な方法がありますが主に下の2つがあります。
<1>セントラルペディクル法
乳輪の周囲の皮膚を丸く切除して傷口を吊着状に引きしめて乳輪と縫合します。傷は小さくてすみますが、乳房全体が平べったく、縫合部がしばらくギザギザしてやや目立つ傷跡になります。 |
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<2>乳房下部切除法(逆T字型切除法)
比較的以前より行われていた方法で色々な変法がありますが、要は乳輪を正常な位置に移動させた後、乳房下溝部より上の部の余分な皮膚、乳腺や脂肪組織を切除して形をととのえます。円錐形の小さなバストを作ることが出来ますが、逆T字型のキズが残ります。
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| 手術時間 |
2時間〜4時間 |
| 抜 糸 |
1週間〜10日目 |
| 麻 酔 |
全身麻酔又は静脈麻酔+局所麻酔 |
| 費 用 |
70〜90万 |
症例写真(乳房下部切除法)
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| Befor |
After |
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