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Vol.7 「カサカサお肌に潤いをもたせる」
脂性の皮膚とは逆に、表面の脂肪分がふつうより少ない皮膚を「乾性(かんせい)の皮膚」といいます。冬になると寒さのため皮膚の表面の血行が悪くなるので、水分や脂肪分が減りますし、大人より子供、老人、男性より女性のほうが乾性に近くなる傾向にありますが、「乾性の皮膚」はより目立ったもので、その結果、次のような問題が出てきます。
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皮膚表面の脂肪量が少ないので潤いがなくなります。 |
| (2) |
皮膚、特に角層の水分が少なくなるため表面がカサカサして角片がはがれやすくなります。このとき皮膚の表面は白い粉をふいています。 |
| (3) |
脂肪膜が薄くなるので外の刺激に傷つきやすく、かぶれやすくもなります。 |
| (4) |
潤いがなくなる結果、弾力も失われ、ヒビ、アカギレなど皮膚に裂け目ができやすくなります。これらは皮膚の脂気が少なくなる冬にできます。 |
| (5) |
頭にフケが多くなったり、口や唇が荒れます。 |
生まれつき乾性の皮膚である人がいますが、さめ肌はその極端なものです。遺伝性の病気で、脂分が不足しているため皮膚に裂け目ができます。
皮膚の脂気が少なくなる老人には、一見さめ肌のような皮膚が多くなります。
乾性の皮膚を正常に戻すには、原則としてビタミンAおよびビタミンEの内服が必要です。乾性の皮膚では脂腺の働きとともに汗腺の働きも弱くなって、ビタミンAが不足したときと同じ状態になるからです。
それとともに皮膚に脂気を補わなければなりません。これは脂肪膜と同じような乳化した油、つまりクリームを用います。荒れがひどければビタミンA、Eを含むクリームで皮膚をなめらかにします。
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