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Vol.6 「ニキビ跡と酒渣しゅさ(赤い鼻先)対策(2)」

 ニキビを治す基本はあくまでも、(1)日ごろのお手入れ、(2)食生活の改善、(3)十分な睡眠と便通、(4)精神的安定にあります。もともとニキビは、個人差はありますがニ〇歳を過ぎれば自然にできなくなるので、心配することはありません。

 どうしても悪くなった場合は、抗生物質やビタミン剤、ホルモン剤などを投与する方法もあります。この場合は、専門医に診てもらわなければなりません。例えば、炎症がひどいときは、炎症を短期間抑えるために女性ホルモンを投与することがあります。

 いずれにしても、抗生物質やホルモン剤は、長期の使用は避けるべきですし、薬に頼るよりは、本人の努力のほうが大切です。

photo 単にニキビといっても、日ごろの手入れでかなりよくなるものと違い、皮脂の分泌が異常に多い(脂漏)場合、外科的な治療を施さないと改善できないときもあります。

 特に鼻の周囲などは、皮脂の分泌が多く脂が浮いた状態になりやすいので、吸い取り紙で脂をふいてお化粧を直したりする女性の方も多いでしょう。

 それが病的に多く、凸凹ができたり、赤く腫れたりする症状が起きたりすると、やはり特別な治療をしたほうがいいかもしれません。

 ただ年齢とともに、ニキビが治まってくると跡も消えてしまうことが多いので、ニ〇歳以上になり、ニキビができなくなっても跡が残ったり、いつまでも炎症が治らなかったりしたときにはじめて外科的な治療をしたほうがよいでしょう。
 (1)顔のマッサージに赤外線照射を併用
 (2)ヘパリノイド軟膏で毎日ニ〜三回マッサージ
 (3)皮膚を削る方法

 しかし、(1)(2)は皮膚の手入れによって目立たなくさせるもので、根本的に跡を消す治療は(3)しかありません。これについては第三部でくわしく述べます。

 脂性の皮膚病には、ニキビのほかに、鼻が赤くなるもの(酒渣しゅさ)があります。更年期の女性や中年以後の男性に多い症状です。充血して鼻先が赤くなるとともに脂っぽくなっていて、吹出物ができやすくなります。古くなると毛細血管の拡張が目立ち、赤い筋が入ります。頬や顎にできることもあります。原因は胃酸の欠乏で、その誘因となる飲酒、わさび、とうがらし、こしょうのような刺激物の摂取はあまりよくありません。ビタミンB2不足、便秘も影響します。


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